プロジェクト

【FUMIER PROJECT】

引退馬を含む馬の馬ふんから堆肥を作り、その堆肥を使った農産物を生産し、加工品にして、その売り上げから引退馬のリトレーニング費用や、引退馬の受け入れをしている牧場の環境整備費を支援しております。

馬ふん堆肥を使用することで、引退馬を飼育している牧場を支え、馬が生きていることの価値を見出し、より多くの牧場で馬が生きていることで生まれる利益の循環を作りたい。馬ふんの活用が定着すれば養老馬にも、仕事を与えることができます。


馬ふん堆肥は、作物を直接大きくしたり、甘くしたりする力は、残念ながらありません。成長促進剤ではないからです。

では、何が良いのか?

1番の利点は、土壌改良ができることです。作物を作り続けた畑や農園は、栄養分を吸い上げられ、根が広がったまま朽ちたり、粘土のように密度が詰り、重く、養分の無い抜け殻になった土です。

新しく作物を作るには、とれた作物の分だけ、栄養分を補わなくてはなりません。それを液体肥料や化学肥料だけで補うとしたら…どう考えますか?家族や大切な人に、それを毎日『召し上がれ』と勧められるでしょうか?

馬ふん堆肥は、そんな疲れた土壌を柔らかく温かく健康な状態に戻すための救世主なのです。土に力を取り戻す、即効性はなく、派手さもなく、劇的な変化は感じられないけれど、健康な土へと蘇り、自らの力を最大限に発揮して成長する作物をいただくことができるようになります。

あなたなら、どちらかの作物を手に取りたいと感じるでしょうか?

私たちは、馬と人の幸せな共存を目指しています。馬ふん堆肥が生み出すたくさんの可能性が、馬と地域の生産者の生活を支え、皆さまの食卓を支える日が、そう遠くない未来に来ることを信じています。

FUMIER PROJECTは、現在、りんごがジュースとゼリー飲料として商品化されています。

今年は、冬に向けて、馬ふん堆肥で育てたマッシュルームのスープを開発しております。

スイカ、メロンと、様々な農作物で、馬ふん堆肥の効用を検証しております。たくさんの農家さんたちと協力しながら、馬も人も幸せになりたい…。

FUMIER PROJECTは、私たちの夢のプロジェクトです。

 

 

 

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