【2020年の支援活動報告】
引退馬支援活動を本格的に始めて3年、今年4月にはついに一般社団法人を立ち上げました。
法人にしたのは更なる覚悟を決めて、支援の幅を広げたいと考えたから。1人ではなし得ないことを、力を借りながら皆さまと成し遂げたいと思ったから。
本当に、たくさんの方々に支えられて活動をして参りました。来年は、更に充実させながら、長くできる活動の形を作り上げていきたいと思います。
【支援報告】
4月1日設立して、準備期間を含めた2020年1月1日からの支援活動報告をいたします。
当会は、サポーター制度と、当会の売り上げからの支援を行っています。
サポーター制度で支払いに端数が生じたものは、寄付金と会の支援予算から補充して支払いをしています。
現物支給と、現金支給の場合があります。
サポーター制度による支援は、牧場や個々の馬に合わせたその時必要な支援内容を担当者に聞き取りして、その内容をアンケートで支援者に選んでもらうので、毎月、自分の考えが反映されて、支援活動の実態も確認していただけます。
【サポーター制度・寄付金からの支援】
馬着 42750円
馬着補助費 22500円
修繕活動人材派遣費 21000円
虫よけスプレーオイル 10500円
虫よけ対策費 10500円
足元ケア用品 42000円
集中力ケアマスク 14250円
牧場みんなのおやつ 25000円
生牧草刈り取り人件費 6000円
追加飼料代 10500円
【当会からの支援】
馬着 6枚
人参 10㎏
りんご 100㎏
寄付いただいた馬具
寄付いただいた人参・黒砂糖
寄付いただいた生牧草
寄付いただいたケア用品
リトレーニング馬具購入費 23000円
養老牧場支援費 30000円
他組織の引退馬支援クラウドファンディング支援 15000円
被災牧場などの支援 20000円
物資と現金による支援は、上記の通り。
それ以外に、引退する馬のオーナーチェンジのお手伝いや、養老牧場の取次お手伝い、ホースセラピーの普及活動などさせていただいています。また、馬を使ったイベントや講習会を開催することで、馬に仕事を作ることでの支援を模索し、実践しております。コロナ禍が落ち着いたら本格始動できるように、ブラッシュアップしていくことが、新年に向けての目標です。
未熟ではありますが、精一杯努めてまいりますので、来年も、どうぞよろしくお願いします!
2020年 12月 吉日
馬と歴史と未来の会 上田優子