大学生が考える『引退馬のセカンドライフ』

子供と共同プロジェクト

この夏、ある大学生からお便りが来ました。三年生だと言う彼は、ゼミの課題に『引退馬のセカンドライフを考える』というものに取り組んでいて、是非、アハルテケイオンの取り組みを学びたいと、申し出てくれました。

学生さんが、引退馬の未来を考えてくれるというのは、本当に嬉しいものですね🥺

私たちの会では、地域の子どもたちに教育や体験、実験と発表の場を提供するという次世代教育にも取り組んでいます。なので、もちろん、二つ返事で引き受けることを約束しました。

様々なメールのやり取り、今取り組んでいることを教え、私自身が知り得たことをたくさん伝えたところ、実際に、現地を見て、体験してみたいということになりました😳

ところが、彼は住まいが北海道だといいます。ゼミの課題とはいえ個人の取り組み…予算の無い学生では、岩手まで来るのは、難しいのではないか?

「ちょっと、考えさせてください」

…そりゃそうよね。難しいと思う。すっかり私も来ないものと思い、また、日常に追われ始めた頃、2週間ぶりくらいに彼からのメール。

「バイトして旅費を作ったので、是非、見学に行かせてください‼️」

…本当、感動しました😭

泣かせるじゃないですか?わざわざバイトして、引退馬にできることは何かを学ぶために、新幹線を使って来るのです。この若さと情熱に、どれほど元気をもらい、感動したことか…。

もう、案内を引き受けた以上は、最大限、ありとあらゆるサポートをしてあげようと、心に誓いましたよ😌✨

まず、FUMIER PROJECTの仕組みや狙い、農業体験。選別しながら、お馬さんにあげるためのりんご🍎を自分で収穫してもらいました😆

もちろん切るのも自分で。みんなにあげられるように20個くらいのりんごをひたすらカット🍎

ナグラーダにもりんごをあげました💖

ばんえい競馬に出る重種、引退馬が多いサラブレッド、乗用馬で活躍している中間種、可愛らしいポニー…サイズの違いや性格の違い、おやつをあげる時の緊張感の違いをたっぷり感じていたようです。

プライベートセラピーを少し体験してみました。

ポニーの頑固でわがままな感じに少々手こずっていました(笑)

お散歩の後にはお手入れも。初めはおっかなびっくりの距離だった彼も、すっかり打ち解けてかなりお馬さんのそばにいられるようになりました😊

引退したサラブレッドに乗ってみましたよ😊

爽やかな空の元…気持ちいい乗馬体験になったのではないでしょうか。

そして、施設内を見学しながら、最後に馬っこパークの管理責任者の加藤先生に様々なお話を聞いていました。

さて、この体験を胸に頑張って…‼️

…なんて、単なるその日の感動体験だけで終わらせないのが、私たちの会の特徴です😝✨

しっかり、『課題』を出してあげました💖

やるやらないは、彼に任せて…

 

数日後。

彼からメールが届きました😌

「課題を僕なりに考えて、イベントの企画を書いてみました‼️」

素晴らしい✨

ちゃんと課題をやってきただけでも褒めてあげたい。ここに、彼の提出した企画書を掲載します。大学生が、知り得たことで、自分なら何ができるだろうか?

引退馬のために、これを考えて実践している大学生がどれほどいるだろう?彼が学び、体験し、身についたことが、何頭かの未来の引退馬を救うかもしれない😌

 

【引退馬支援企画立案】
1 引退馬支援において考えるべき三つの理念
馬が生きられる
利益が生み出される
人が幸せになる

2 テーマ「引退馬たちのために自分ならどうすることができるか、なにができるか」

3 企画を行う理由 「厩舎費用等の捻出」「引退馬の現状をより多くの人たちに知ってもらう」
企画案 馬談義会+馬の運動会
目的:利益を得る 引退馬支援について知ってもらう ターゲット:若年層競馬ファン
場所:研修施設を 1F ブース 2F ブース 屋外ブースに分けて展開?
⚫ 馬談義会
1F ブース 競走馬の人生を追体験できるアトラクション設置
→イメージは高校の文化祭チックでもいいのでは(ハリボテ形式?)
2F ブース 引退馬に関する講義、グッズ販売、展示、募金
屋外ブース 露店出店、馬とのふれあい広場設置
4 利益算出 露店売上、乗馬体験等のイベント代、グッズ代
5 理解を得てもらうために
場内展示、屋内カウンターに馬 Bar を設置しスタッフと語り合うスペースの設置 実際に乗馬体験後の馬へのお手入れなどが可能であれば行ってもらい、馬とのコミュニケ ーションを知ってもらう

⚫ 馬の運動会 目的:利益獲得
馬と触れ合うことによるセラピー効果
馬とはどういう生き物で、競走馬を引退した後の現実を含めて知ってもらう

ターゲット:不特定多数
場所:研修室で展示 乗馬施設にて運動競技開催
参加者を 2~3 チームに分けて競う 参加費は 500 円? 主に露店や募金等での利益獲得を狙う
主な実施項目(例) 引き運動リレー:乗馬施設の外側の草道で行う。駆け足禁止。歩いて引き運動のリレーをす ることで競走として楽しめるほか、馬の扱いの難しさを知ることができる。
飼葉桶洗い大会:馬の食事に使われている飼葉桶を洗った綺麗さで競う。競争になるのはも ちろん、馬の食事衛生管理の為にもなる。
牧場ツアーさいころ投げ:さいころを振って出た目に書かれている支持を遂行し、終わった ら次の人にバトンを渡していくリレー。その目の指示は牧場内の柵の一部修繕(修繕をすべ て行ってもらうわけではなく、最初にある程度の準備はこちら側で済ませておくが、この競 技が終わった際にはほとんど完了している状態が理想?)や、馬房内の馬達への餌準備など、 牧場や馬の為に確実に良くなることの指示にしておく。 速度を求めて雑に速く終わることがないように、各指示場所には必ずスタッフを置き、OK かどうかのチェックを義務付ける。
リンゴ取り競走(乗馬経験者限定?):馬を走らせ、吊るしてあるリンゴを取ってくる競走。 (スタッフの方が引いてくださるなら、体験乗馬のような形でのリンゴ取も可能?その場 合は乗馬経験者限定にする必要なし?)
合戦(乗馬経験者限定):戦国時代の合戦をイメージ。水鉄砲 1or2 個装着し、水にあたった ら敗北。騎馬戦のような 1vs1 果し合い形式か、合戦のようなごちゃごちゃ感?
等が考えられる。

露店案:FUMIER PROJECT にて作成しているリンゴ、マッシュルーム等を使った料理や ジュース等の作成と露店出店 そのほか、現地や函館の農家さんたちとの提携が可能であれば地元岩手や函館の農作物を 使った料理等を作るなど?
調理する場所は研修室内?
募金案:施設内に募金箱複数設置 時間交代で募金の呼びかけを行う 費用:想定される費用 露店出店材料費 人件費 工作費(展示に使う費用)及び雑費等?

 

まだまだ未完成な部分もあります。ですが、彼の企画をどうやったらさらに良いものにして、成功させられるのか?

みなさんには、良い案がありますか?

どうぞ、力を貸してください😌💕

私たちの会でも、実現可能にするバックアップをいたします。ですが、彼の企画を実行するために、アドバイス、参加協力、資金援助など、ご協力いただける方は、お問い合わせフォームにその旨お知らせください。

皆さまの温かいご協力をお待ちしております💖

 

未来に向けて…素晴らしい若い芽を、育ててあげたいと思います。彼はまだ学生です。彼が未来に向けて自信と経験を重ねていけるように、どうか心ない誹謗中傷や、個人詮索はなさいませんように、重ねて、お願い申し上げます🙇‍♀️

 

 

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